ナゴヤドームの写真
ナゴヤドームまでのアクセス方法
地下鉄・ ゆとりーとライン
「ナゴヤドーム前矢田駅」から 徒歩5分
JR・名鉄
「大曽根駅」から 徒歩約15分
ナゴヤドーム 周辺地図
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ナゴヤドーム 座席表
ナゴヤドームの動画
ナゴヤドームとは
| ナゴヤドーム Nagoya Dome |
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|---|---|
| 施設データ | |
| 所在地 | 愛知県名古屋市東区大幸南一丁目1番1号 |
| 開場 | 1997年3月12日 |
| 所有者 | 株式会社ナゴヤドーム |
| グラウンド | ショートパイル人工芝 |
| ダグアウト | ホーム - 一塁側 ビジター - 三塁側 |
| 照明 | 照明灯 - 1178灯 照度 - バッテリー間:2500ルクス 内野:2000ルクス 外野:1650ルクス |
| 建設費 | 約405億円 |
| 設計者 | 監修:三菱地所 設計、管理:竹中工務店 |
| 建設者 | 竹中工務店、三菱重工業共同企業体 |
| 使用チーム • 開催試合 | |
| 中日ドラゴンズ(開場 - 現在) | |
| 収容能力 | |
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40,500人(プロ野球開催時は38,414人)
(内野:27,600席、外野:12,380席、その他:520席) |
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| グラウンドデータ | |
| 球場規模 | 両翼 - 100 m (約328.1 ft) 中堅 - 122 m (約400.3 ft) 左右中間 - 116 m (約380.1 ft) グラウンド面積 - 13,400m2 |
| フェンス | 4.8 m (約15.7 ft) |
ナゴヤドームは、日本の愛知県名古屋市東区大幸南一丁目1番1号にあるドーム型野球場。中日ドラゴンズが本拠地(専用球場)として使用している。
目次
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概要
ナゴヤ球場に代わる中日ドラゴンズの本拠地として三菱重工業名古屋工場の跡地に建てられ、1997年に開場。球場名はナゴヤ球場の表記に倣い「ナゴヤドーム」となった(ナゴヤ球場がカタカナ表記なのは「『ナゴヤ』の画数が(末広がりの)八画であり、名古屋の市章にちなんだ」ことと、「子供たちでも理解できるように」としたことが理由)。運営会社の株式会社ナゴヤドームは中日ドラゴンズ共々中日新聞社の関連企業である。プロ野球以外では高校野球や、大規模室内コンサート・イベント会場として使用されている。
略記される場合、ドーム開場後も練習場や二軍本拠地として使用されているナゴヤ球場との混同を避けるため、ナゴヤ球場の略記として使われてきた「ナゴヤ」ではなく「ナゴド」ないし「ナゴヤD」とされることが多い。ベースボール・マガジン社から刊行される雑誌では、「ナゴヤド」「ナ・ド」の表記も見られる。
施設概要
施設データ
建物全体
- 敷地面積:104,447m2
- 建築面積:48,169m2
- 延床面積:119,445m2
- 階数:地上6階(一部中2階)
- 高さ:地上66.9m
- 直径:屋根外形230m、ラチス部分183.6m
フィールド
- 両翼:100 m
- 中堅:122 m
- グラウンド面積:13,400m2
- 外野フェンスの高さ:4.8 m
- 内外野:ショートパイル人工芝(大塚ターフテック製グランドターフ)
- 天井最高点:グラウンド面より64.3m
スタンド
- 収容人数:40,500人(下段席:約26,500席・中段席:約2,000席・上段席:約10,000席・立見:約2,000席、内野席:約27,600席・外野席:約12,380席・レストラン等:約520席)
- プロ野球開催時収容人数:38,414人(立見と外野席バックスクリーン部分を除いた数値)
その他
- スコアボード:三菱電機製オーロラビジョン2基(呼称は「ライブビジョン」)
- 大きさ:メイン縦10.24m横35.84m、サブ縦4.2m横15.12m
- 照明(アリーナ照明):1178灯
- より天然に近い色にするため高演色メタルハライドランプを使用。これは野球におけるボールの見え方を重視して設計されたものである。内訳は、フィールド照明1058灯、空間照明48灯、観客席照明24灯、停電時の補助照明48灯。プロ野球開催時には780灯点灯し、バッテリー間2500ルクス、内野2000ルクス、外野1650ルクスの明るさになる。
スタンド
スタンドの基本的な設計は、横浜スタジアムや福岡ドーム(現・福岡Yahoo!JAPANドーム)でも採用された可動席を持つフットボール兼用の円形球場のものである。ただしフットボール形態でのフィールドの方向は異なっている。
固定スタンドは真円のドーナツ型であり、内部に三日月形の可動席1対(3,340席×2)とバックネット裏可動席(850席)を設置し、円状に回転(最大120度)することによって3つのスタイルに変えることができる。フットボール形態ではバックネット裏にある貴賓席や報道席をメインスタンド正面にできるようになっている(従来の2球場ではサイドスタンドになる)。真円のグラウンド面には3本のレールが同心円状に配置され、この上を鋼製車輪を持つ可動席が動いて所定の位置でロックされる。なお札幌ドームではこの方式からバックネット裏可動席を省いたものが採用されている。三日月形の可動席は前列中央に弓形の切り欠きをつくり最前列の座席数を増やすことによって、同じグラウンド規模の福岡ドームよりも固定スタンドや外野フェンスの高さを抑えている。
内外野ともに三層式であるが、外野が二層以上なのは日本の球場では同年開場の大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)と並び初めてである。下段席は1 - 3階、中段席は4階、上段席は5階に当たる。中段席は「プライムシート」と呼ばれ、他とは違ったシートが設置されている。
各種イベントにも対応できるようにバックスクリーンにも段差と座席が設けられている。ホーム方向からは一面が濃い青色に見えるように塗装が施されており、野球の試合時はバックスクリーンとして立ち入り禁止となる。
円形球場の構造的な問題であるスタンドの高さは当ドームでも変わらず指摘されている。落下の危険性の他、自分の席に近い塀際が見えず、バックネットに近い内野席ではホームベースが、一塁(三塁)側内野席の一部では一塁(三塁)が見えにくいという意見も多い。
座席
基本的に内野は折りたたみ式、外野は固定式であるが、席割りの都合上折りたたみ式の座席の一部が外野席扱いとなっている。下段内野前列の可動席の全てが青色、下段内野中列・下段外野前列(2階スタンド内通路より下側)が水色、下段後列(2階スタンド内通路より上側)・プライムツイン(後述)が薄い緑色、上段はすべてクリーム色の座席となっており、座席の色がほぼ一色である他球場とは対照的である。ナゴヤドームのパンフレットによれば深海(2階下段)に太陽の光(5階席)が差しているのを座席色のグラデーションで再現したとのこと。
4階プライムシートには、ホームベース側に「プライム1」というバルコニーつき室内席、内野から外野にかけて「プライム・ツイン」という2人席、センター後方に「プライム・ボックス」と呼ばれる4人席がある。また3階に当たる下段席最上段には放送席(バックネット裏)と「アリーナビューレストラン」(センター後方、前列カウンター席は2人席、後列テーブル席は4人席)があり、他はコンコースとなっている。このコンコースは立見席(2,000席分)であり手すりも設置されていたが現在は一部を車椅子席とする他は使用されず、手すりも車椅子席部分以外は撤去され立見禁止の掲示もされている。3階コンコースは地下駐車場より直接来られるようになっており、車椅子席購入者専用の駐車スペースも用意され車での来場が容易となっている。
フィールド
両翼100m、中堅122m、左右中間116mと、日本国内で近年に建設されている球場としては一般的な大きさである。ファウルグラウンドは円形球場としては標準的な広さであるが、スタンドの設計の都合による弓形の出っ張りが特徴となっている。
グラウンドは開場当初からショートパイル人工芝で、コンサートなどでは巻き取られて収納される。張替えは2002年春と2006年春の2度行われている。2006年から使用されている3代目の人工芝は天然芝に近い感触の特殊な繊維を使った長短2種類のパイルとクッション材を使用している。初代と3代目のものは緑一色であるが、2代目のものは塁間やウォーニングゾーンに土色の着色を施した総天然芝風のものであった。なお初代のものは中京大学硬式野球部へ、2代目のものは三重中京大学野球部に譲渡され、練習場に張られた。
設計時にサッカーの公式戦開催を視野にいれており、スタンドの移動で野球型(扇形)からフットボール型(縦型長方形)や展示会型(横型長方形)となる。プロサッカーの開催時には巻き取り式の台座に植えた天然芝(ビッグエッグターフ)の使用も考えられていたと思われるが、現在は使用の見込みはない(後述)。
外野フェンス
フェンス際での観客によるトラブルを避けるため、フェンス最上部のやや奥に手すりがあり、プレイ域内に観客が手を出せないようになっている。また手すり付近およびフェンスと客席の間の隙間は、フェンスを越えた打球が跳ね返らないようにするほか、客が落ちた際の安全性を確保するためにラバーで保護されている。この部分に当たった打球はフィールドに戻ってきたとしても本塁打になると定められている。2005年5月14日の中日対ソフトバンク戦では、7回裏に福留孝介の打球がフェンス上部に直撃、当初誤って三塁打と判定されたが、訂正され本塁打になるという一件があった。そのため当初水色だったラバーの色も、2006年の修繕時には白球に紛れにくい紺色に変更された。
ファウルポール
開場時のファウルポールは高さ13.2m(グラウンドレベルからの高さは18m)であったが、本塁打かどうかを識別しやすいように2009年8月14日からポール(内側の金網はなし)を継ぎ足し高さを36.2m(グラウンドレベルからの高さは41m)とした。屋根からワイヤーでポール最上部を固定している。これは中日の落合監督の発案で、セントラル・リーグが2009年8月より試験的にホームランの判定材料にビデオ記録を導入したことに異論を唱えた落合が、「ビデオって簡単に言うが、野球はアメフットと違いプレーを止めるスポーツではない。それより審判が見やすいように改善するのが先決」として、ポールを高くしたという[1]。解説者の中日OB木俣達彦は「ブランコポール」と名付けている。
スコアボード
バックスクリーン側(メイン)とバックネット側(サブ)に2台が対称するように置かれており、両方共に全画面での映像表示が可能である。当初はCRTであったが2008年シーズン前にLEDに置き換えられ、ハイビジョン対応となった。CRT式とLED式のどちらも三菱電機製オーロラビジョンであるが、当ドームでは「ライブビジョン」と呼称されている。下部に三菱電機の広告があったが一時期消滅、2007年より復活した。映像・各種演出に関しては、制作プロダクションの東通の子会社である名古屋東通が担当している。
メインスコアボードは右側をスコア表示、左側を映像表示(プレー映像やスタンドの風景、また試合前や試合中のイニング間には応援メッセージが紹介されることもある)とするのが基本であるが必要に応じて全画面での映像表示となる。CRT時代は左側にのみ映像表示が可能であった。スコア表示は得点経過などの他、出場選手、審判団、打者の背番号と氏名(フルネーム)、打撃成績(打率、本塁打、打点)、カウント、球速が表示される。LEDへの改修時には選手名の表示を一回り大きくし、さらに打席の選手のここまでの結果や本塁打の飛距離、試合経過時間を表示するようになり、また東京ドームのように選手交代時に選手名が回る演出も加えられている。イニングの表示は9回までで、10回以降は一旦消去した上で1回の部分から再び掲示される。ボールカウンターはビジョン内でCGによって表示されるようになっている(日本初)。
サブスコアボードは得点経過、打者の背番号と氏名(フルネーム)、打撃成績(打率、本塁打、打点)、投手のカウント、球速が表示される。映像を表示する時はスコアを一旦消して対応している。なおフルカラーの大型映像装置が二面あるのは国内の球場では初めてであった。
放送関係
(もっと解像度のいい画像募集中)
バックネット裏3階部分にある放送席のブースは、三塁側から順にJ SPORTS・CBCテレビ・東海テレビ・NHK(テレビ・ラジオ両方)・東海ラジオ・CBCラジオとなっている(在名放送局は系列局向けの放送など本放送以外の放送ができるよう、1部屋をサブとして所有しているようである)。グランド側は開閉ができる窓がある。他にもドームに放送席を所有していない放送局(中京テレビ・メ~テレ・テレビ愛知・サンテレビ等)のために、いくつかフリーの放送席が用意してある。放送ブース前には机などが設けられたマスコミ用の記者席が用意されている(放送関係も使用)。
2006年と2007年の頃は使用されなかったが、バックネット裏1階の1部屋(後述のトヨタ回転広告の近く)にテレビカメラが設置される場合もある。2009年頃からは遠隔操作のできるカメラを設置する放送局も出てきている。ドーム内のコンコースや喫煙所などには独自のテレビカメラで撮影された映像がテレビの試合中継のように放送されている。
ドーム内ではAMラジオの電波再送信を行っている。これによりドーム内でもAMラジオが良好に受信できる。一時期ラジオ局がこのことをCMで流していた。
屋根
屋根は三角形の骨組み(一辺の長さ:10メートル、個数:792個)を格子状(ラチス)・単層に組み合わせた「単層ラチスドーム構造」である。高さは最高部で60m強であり他のドームと同じ位であるが、傾斜が緩やかなため打球を天井に当てた打者は3人ほどしかいない。中央部(屋根全体の17.2%)は特殊フィルムを貼った二重ガラスで自然光を取り入れられ、照明なしでもイベントや草野球を開催できる。タチカワブラインドのロール式の遮光幕「スカイロール」も設置されており、必要に応じて開閉が可能である。プロ野球開催時にはボールが見やすいように全て閉じられる。天井中央部にはフィールド用のスピーカー(メインクラスター)があり、やや離れた外側に客席用のスピーカー(サブクラスター、六角形状に一辺3個ずつの計18個、高さ50メートル)が設置されている。またメインクラスターの周りを囲むような位置にセンターリングが吊り下げられており、モニュメントやフラッグの吊り下げが可能である。
打球が天井に当たった場合は基本的にボールインプレイであるが、サブクラスターのうち外野側の9ヶ所のものに当たった場合のみ認定ホームランとなっている。2009年5月7日の中日対広島6回戦では、中日のトニ・ブランコが打った打球がレフト側にあるサブクラスターに当たりドーム初の認定ホームランとなった。推定飛距離は160メートル。
ドラゴンズミュージアム
ドラゴンズ試合開催日の開場から7回裏終了までオープンしている、ドラゴンズファンのためのエンターテイメントエリア。展示コーナーには、ドラゴンズの歴代ユニホームや過去のドラゴンズ選手が大記録を達成したときのバット・ボール・トロフィー、そして優勝ペナントなどが飾ってあり、ドラゴンズの歴史がわかる資料館としても楽しめる。また、ドラフト指名による新入団選手の直筆プロフィールが展示されている。
過去には、WBC(World baseball classic)の優勝トロフィーの巡回展示企画の際に、ガラス張りの容器に入れて試合観戦客が列を作りながら鑑賞する事も行っていた。同施設は2階の通常出入口を介さずに、ドームの外から直接入場出来る飲食施設を通過して入場出来る事も有って、入場ルートによっては、観戦チケットを係員に掲示する必要が有った。 同展示企画の場合も、7回裏終了までの予定だったが、最大で約1時間以上の待ち列が出来る時も有った。 待ち列が異様に長かった為に、写真撮影は1人1枚に限定された。
その他
テレビ中継でよく映し出されるバックネット下のフェンス広告は、開場の1997年よりトヨタグループ(トヨタ自動車、トヨタホームなど。以前はトヨタL&Fの広告も出されていた時期があった)が1999年より回転式となり、複数の広告パターンが出せるようになった。この回転式広告は後付けのため、手前にせり出した形で設けられている。2002年シーズン途中から回転式広告下部中央にトヨタのロゴマークを追加。2006年シーズンからはそれまでの青と白のモノクロ広告からカラー広告が中心となった。2007年シーズンからは、トヨタ専用回転広告の隣に、縦書きでビックカメラの広告ステッカーが貼られている(2009年度よりステッカータイプから外野フェンス広告と同じように白色で書かれている)。2010年7月19日の横浜戦からは、トヨタ回転広告の上に、東建コーポレーション(広告は「東建」と表記)の回転広告が設置された。
比較的郊外にある事などからか、鳴り物応援は午後11時以降も行える(以前は11時以降は禁止されていた。撤廃理由は不明)。ジェット風船や紙テープの使用はゴミが増える事を理由に禁止されている。
ナゴヤドームのイメージソング「Here for you」を、ZIP-FMなどで活躍するDJ、ジェイムス・ヘイブンスが歌っていた。
球場のキャラクター、ドムラ(ゴリラをイメージしたキャラクター)が球団マスコットとは別に存在、練習中のライブビジョンに告知用VTRで登場することがある。以前は外野席看板の2番目と3番目の間にドムラのイラストが設置していたが、2008年にドアラ(レフト側)、シャオロン(ライト側)に変更された。
中日ドラゴンズ関連
入場者数発表
2005年から各球団がより透明性のある球団経営の定着を図るために、有料入場人員を1桁までの実数で発表しているが、中日だけは実数に近い数値で発表するとして下2桁を切り捨てて発表していた。これは中日主催ゲームのチケットが他球団のそれのように半券をもぎるスタイルではなく、チケットに入場を証明するスタンプを押す方式であり正確な人数が把握できないからだった。2006年からは他球団と同様、1桁までの実数発表に切り替えられている。
入場者数の記録(公益法人のため実数発表の日本プロ野球機構主催試合および2006年の実数発表以降)
- 最高入場者数 38,391人(2009年10月17日 クライマックスシリーズ第1ステージ第1戦 東京ヤクルト×中日)
- 最低入場者数 6,947人[2](2010年6月16日 日本生命セ・パ交流戦 北海道日本ハム×中日 4回戦)
チケット関連
開場当初、中日主催試合では内野下段席の全てと外野下段席の多くがシーズンシート(年間予約席)となっていた。特に人気の高いライト側外野下段席は、数少ない自由席にドラゴンズ応援団が開門と同時にカードを置くなどして陣取っていたため不満の声が相次いでおり、「ライト外野側応援席は300席しか売られていない」とも言われた。さらに、順番待ち段ボール貼り(通称:段貼り)の場合でも、7ゲート付近の先頭組から始まって、6ゲート直前での折り返し位置までが下段席に座れるギリギリだといった話も流れていた。7ゲートの真横エリアは柵で囲うなどしていた部分が私設応援団専用の入場待ち優遇となっていたので、ここには一般ファンの立ち入りが禁止され、一般ファンの先頭組はこのエリアの後ろから並ぶことになっていた。全席指定になった2005年以降は、段ボール貼りは一切禁止である。2005年以前は手すりのあった下段最上部にある立見席が代替席として人気があり正式な席ではないが「パイプ席」と呼ばれていた。2005年からは全席指定化により希望の席が手に入りやすくなったため衰退し、立見の禁止が厳格となって完全に消滅した。現在は観戦できないようにそのスペースはプラスチック柵で囲われている。
一般客の不満を受けてか2003年以降は一般販売への開放が三塁側、次いで2005年以降は一塁側を中心に増えている(単純に年間契約者数が減少している可能性もある)。また、並行して上段席を中心に値下げが行われた。ただ、依然としてライト側下段外野席の競争率は高く、GWやお盆休みの試合、週末の巨人・阪神戦や首位攻防戦などの場合は販売開始5分かからずに完売となる場合がほとんどで、公式戦ではライト側外野応援の当日券が出回ることはまずない。2005年以降、右中間の最前列2ブロック(25通路の真下付近)・上段の3ブロック及び左中間の最前列2ブロックが削られ、私設応援団が応援機材を置いたり、横断幕を掲げるなどしている。逆のレフト側もビジターチームの応援団が応援機材を置くことが多く、2007年度からはビジター外野応援席が下段席の4ブロック分のみになり、競争倍率は上がっている。レフト側は基本的にビジターチームファン用の席であるが巨人戦と阪神戦以外はほとんどが中日ファンで埋まる。2006年までは、2階席に5ブロック分設置されていた。44・45番通路がメイン。
内野のシーズンシートにはバックネット裏から順にスーパーダイヤモンド、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、オパールといったように宝石名が冠されている。2001年までは上段席にも設定されており同様の愛称がつけられていた。中段席のうち「プライム1」は法人向け年間のみで販売されている。
ファンからの評価
外野席(特にライト側)のシーズンシートの多さや最寄り駅が東海道本線から中央線に変わったことによる三河地方からのアクセス問題、構造的な死角が多いなどの不満は中日スポーツの投稿欄でもよく話題に上る。特にかつての本拠地ナゴヤ球場を好むファンや立って応援したいファンに不満を持たれることは多い。全席指定化された2005年以降のライト外野席では、座って応援する客と立って応援する客でのトラブルも多く、ドーム側も対処し切れていないのが現状である。
その一方、オープンな雰囲気であり、ナゴヤ球場時代のような私設応援団による応援強制行為が見られなくなった、深い青のフェンスや座席のコントラストが目に優しい、球場が広くて落合博満監督が掲げる「投手を中心とした守りの野球」に適している(実際のところナゴヤドームが好きという投手はかなり多い)、気候的に雨の多い日本ではドーム球場が便利である(スライド登板が減って調整のしやすさにもつながる)などの肯定的評価も見られる。
球弁
球弁(たまべん)とは、「駅弁」「空弁」を参考に付けられた、ナゴヤドームで売られている弁当を指す総称。2005年から名称を使っている。
「球弁」は、中日ドラゴンズにちなんだ野球場らしいものが多く、「弁当屋が作ったもの」「仕出屋が作ったもの」「給食業者が作ったもの」があり、様々な味覚が楽しめるのも特徴である。中でも、ナゴヤ球場時代から販売されていた「ホームラン弁当」は、ドラゴンズの選手がホームランを打ったら翌試合には内容が豪華になる。この他にも対戦チームによって内容が変わり、常連を飽きさせない工夫の球弁もある。また、味噌カツ、名古屋コーチン、愛知県の特産品を使った名古屋めしの球弁もラインアップされている。オープン戦期間中にマスコミ向けに試食会が開催される[3]。2008年の交流戦では、「味の交流戦」と題して、相手球団の球場で販売されている球弁の味を再現して販売している。
その他
他球団に先駆けて中日ドラゴンズのホームゲームが開催される試合のイニング間において、3アウトで守備交代時になった時などに独自のジングル『ROAD TO VICTORY』が流されている。中日広報の石黒哲男のアイディアらしく、気分を変えるためだという[4]。使用されるジングルは、毎年アメリカで3~4種類ほど制作されている。また同様に、中日選手がヒットなどを打った時などにライブビジョン(正式名称・オーロラビジョン)に「アニメーション画面&ジングルや声(外国人)」を流し盛り上げるという手法も、早くから導入している。
中日ドラゴンズのスターティングメンバーの発表・スピードボールコンテスト・1回表の守備につく際の紹介における場内アナウンスは、東海ラジオ放送のスポーツアナウンサーが担当している(当日の担当アナは試合前のホームラン賞のスポンサーなどが発表される時間帯の最後に紹介されている)。なおオープン戦での「CBC杯」に関しては、CBCのアナウンサーが担当する。
ビン、缶、ペットボトルの持込は安全上の理由から禁止されており、入場前に荷物検査をされる。もし持込していた場合、内容物をドームで用意した紙コップに移してもらう事になっている。その他飲食物も同様に持込禁止である。
1997年の開場以来、2004年の日本シリーズまで中日の先発投手に勝ち星がなかったが、2006年10月21日の日本シリーズ第1戦で川上憲伸が先発勝利を果たした。
この球場での中日の日本シリーズ通算成績は2006年までは2勝7敗と悪く、プロ野球球団が本拠地とするドーム球場の中で大阪ドームと並んで、日本シリーズの優勝ペナントが飾られたことがない球場であったが、2007年の日本シリーズでナゴヤドームで3勝0敗とし優勝したことによって初めて飾られることになった。
中日ドラゴンズ以外の利用
野球
過去には大阪近鉄バファローズやオリックス・ブルーウェーブ、西武ライオンズが主催試合を行ったことがある。
2005年には全国高等学校野球選手権愛知大会の準決勝・決勝戦が開催されている。地方大会決勝戦(代表決定戦)がドームで開かれるのは史上初のことだった(大阪大会では、大阪ドームにて開会式と、その直後の数試合を行っている)。2006年も決勝戦が実施された。なお2007年も決勝戦を行う予定だったが雨天中止などの影響により、7月27日(準決勝戦)・28日(決勝戦)の2日間に準々決勝戦を行ったのみとなり、準決勝・決勝は岡崎市民球場で行われた。2008年と2009年は使用されていない。
また5大ドームの中で唯一、読売ジャイアンツの主催試合が行われたことがない。
コンサート
中部地方における最大屋内コンサート会場として、ドームツアーの一会場としてコンサートで利用されている。札幌・東京・大阪・福岡とともに「5大ドームツアー」と称されることが多いが、公演回数が絞られる場合は地理的な問題で開催されないことも多い(名古屋飛ばしを参照)。
コンサートを開催したアーティスト
- 国内アーティスト
- サザンオールスターズ
- 桑田佳祐
- GLAY
- globe
- L'Arc〜en〜Ciel
- SMAP
- B'z(ナゴヤドームの杮落としとなるコンサートを開催)
- Mr.Children
- KinKi Kids
- MISIA
- 浜崎あゆみ
- DREAMS COME TRUE
- ジャニーズJr.
- NHKおかあさんといっしょ 弘道おにいさんとあそぼ!夢のビッグパレード(佐藤弘道、タリキヨコらが出演)
- SPEED
- 嵐
- EXILE
- ライセンス
- 海外アーティスト
- ルチアーノ・パヴァロッティ(1997年)
- ビリー・ジョエル(1998年、2006年)
- エルトン・ジョン(1998年)
- エアロスミス(1998年、2000年、2002年、2004年)
- ボン・ジョヴィ(2000年、2001年、2003年、2006年)
- セリーヌ・ディオン(1999年)
- イーグルス(2004年)
- クイーン+ポール・ロジャース(2005年)
- ザ・ローリング・ストーンズ(2006年)
- サイモン&ガーファンクル(2009年)
ドームツアー
ドーム内施設を見学できる「ドームツアー」は開場からしばらくの間は実施されていたが、現在は開催されていない。その為ドーム内を見るには、何らかのイベントで入場するしかない。現状、5大ドーム中、唯一ドームツアーが開催されていない。
サッカー・アメリカンフットボール
元々はサッカー・アメリカンフットボールでの使用も視野に入れて建設されているが、現在までプロレベルの試合が行われたことはない。設計の頃には東京ドームでのプレシーズンマッチや1994年のワールドカップで人工芝の上に天然芝のシートを敷き詰めた例があったが、こうした仮設のピッチは選手には不評で近年では開催されることはなくなっている。なお2002 FIFAワールドカップの名古屋市の会場選考が難航した時に、候補としてあげられた事もあったが組織委員会から却下されている(後に名古屋市は会場が用意できなかったために撤退、代わりに愛知県が豊田スタジアムを会場にして立候補したが開催地選考で落選)。今後においても同県豊田市にほぼ同等の収容人数を持つ豊田スタジアムが完成したこともありプロサッカーの試合が開催される可能性は低いと見られる。ただし名古屋市中心部に近いため名古屋グランパスエイトのファン感謝祭に使用されたことはある。
アメフトは可動席を動かさなくても使用できるが現在は東海地区でのアメフト熱は高いとは言えず[5]、キャパシティや使用料の面からアメフトでの使用の見込みも少ない。
その他のイベント
ナゴヤドームでは展示会や見本市、運動会などでの貸し出しを行っている。
次世代ワールドホビーフェアやフラワードームなどが毎年開催されており、格闘技大会・K-1も3度開かれている。1997年7月20日に第1回K-1 JAPAN GPナゴヤドーム大会「K-1 DREAM '97」が開催され、金平正紀のK-1キョウエイジムも参戦した。翌年7月18日にも開かれたが、集客不足からかその次から名古屋市総合体育館・レインボーホール(現ガイシホール)で開催されるようになったものの、2003年12月31日にはK-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!が開催されている。この大会はボブ・サップ対曙戦があり大きな話題となった。その後は他の格闘技大会も含め開催されていない。
エピソード
1997年3月17日初のオープン戦が開催され郭源治の引退試合となった。最初のプロ野球公式戦は同年4月4日に開催されて1回裏立浪和義が横浜盛田幸妃から球団史上初の開幕戦初回先頭打者本塁打=同球場第一号本塁打を打った。山本昌が勝利投手、宣銅烈がセーブとなった。この年、両投手はそれぞれ最多勝とセーブ王になっている。5月8日の中日対阪神戦で3塁側内野席天井から雨漏りが発生した。
1998年5月12日のオリックス・ブルーウェーブ対千葉ロッテ・マリーンズ戦で、ロッテの攻撃中にフリオ・フランコがスイングしたバットが客席に飛び込み、顔面に直撃を受けた観客が負傷する事故が起きた。その前年には中日・アロンゾ・パウエルの折れたバットが客席に飛び込んだことがあったが、怪我人は出ていない。
1999年の日本シリーズで福岡ダイエーホークスがここで優勝を決めて王貞治監督が胴上げされた。
2000年9月12日の集中豪雨(いわゆる東海豪雨)でドーム内に浸水し、中日対広島戦の開催が中止となった。また、グラウンドや選手・関係者向けの地下駐車場も冠水し岩瀬仁紀のベンツも水没した。
2004年6月8日の中日対巨人戦では試合開始直前に停電となり、照明復旧まで時間がかかるために試合開始が15分遅れた。当初、原因は名古屋市北区にある変電所への落雷とされていたが、実際は特別高圧線にカラスが接触・感電したためであった。
2004年、中日がセリーグ優勝をこの球場で決めて落合博満が胴上げされた。
2005年8月16日の中日対巨人戦の8回の巨人の攻撃中に愛知県春日井市にある変電所への落雷により瞬間電圧低下で照明の50%が消えて復旧まで38分間中断した。この日地上波での中継は21時24分まで延長枠が設けられていたが、試合再開を待たず定時(20時54分)で中継を終了している。
2006年9月16日、中日の山本昌が阪神戦でナゴヤドーム初のノーヒットノーランを達成した。この試合の終了後には怒った阪神ファンが、レフトスタンド付近の防煙垂壁を破壊している。
2006年10月15日、プロ野球生活24年目の川相昌弘の引退試合となったが自身の持つ世界記録を更新する通算533個目の犠牲バントを成功した。
2007年10月30日の日本シリーズ第3戦、1回裏の中日の攻撃中、後述する「ライブビジョン」に不具合が発生し、一時ビジョンそのものを消灯して試合を続行した(なお、ネット裏のサブボードは正常に作動)。その後簡易表示化するなど復旧に努めた結果、5回ごろにはビジョンの機能全ての復旧が完了した。原因はビジョンを操作するAV調整室からのデジタル信号が何らかの理由で受信側(ビジョンの制御装置)で受信できなかったことによるものと発表された。
2004年度より、中京地区の読売ジャイアンツ応援団が出入りが自粛となり、ジャイアンツ側はトランペット・笛・太鼓による応援ができず、有志が手拍子とメガホンのみで応援をまとめている。このためか、中日ドラゴンズ応援団が巨人戦限定で行ってきた、(かっとばせぇ!○○)の後の(読売倒せぇ~オー!)という掛け声が廃止されている。現在は東京ドームの読売ジャイアンツ主催試合のみの使用になった。
1999年9月30日のセ・リーグ優勝決定の試合、2004年9月30日の神宮球場の試合(この日は敗れて優勝せず)、2006年10月10日のセ・リーグ優勝決定の試合ではビジターでの試合だったため、ナゴヤドームでパブリックビューイングが実施された。
立浪和義の功績を称え2010年1月6日球団公式ファンクラブとしての初の主催行事「立浪選手に感謝する会」、2月27日千葉ロッテマリーンズとのオープン戦(ナゴヤドームでの最初のオープン戦)が球団史上7人目の(郭以来の)引退記念試合(試合名称:立浪和義引退試合)が行われた。
運営母体「株式会社ナゴヤドーム」
ナゴヤドームの運営母体となる「株式会社ナゴヤドーム」は、1973年に経営破綻した「株式会社中日スタヂアム」(当時のホームスタジアム・中日球場の管理・運営会社)に代わる受け皿企業「株式会社ナゴヤ球場」として1975年10月1日付けで中日新聞社をはじめとした地元財界の共同出資によって設立。1976年から球場名もナゴヤ球場に変更して営業を本格開始した。
1997年からナゴヤドームの営業開始に当たり、社名も「株式会社ナゴヤドーム」とし、ナゴヤドームと、2軍のホームスタジアムとして引き続いて使用されることが決まったナゴヤ球場の2ヶ所を運営することとなった。その為現在も本社オフィスはナゴヤドームとナゴヤ球場の2ヶ所に置いている。
現在は中日新聞社会長の白井文吾が株式会社ナゴヤドーム社長と中日ドラゴンズオーナーを兼務しており、事実上両者の経営は一体となっている。中日ドラゴンズは株式会社ナゴヤドームの経営支援のため、年間40億円以上の球場レンタル料を支払っている。
なお、ナゴヤドームは2007年5月1日現在、三重テレビ放送の株式32.79%を保有する筆頭株主である。これは、中日新聞社および東海テレビ放送がマスメディア集中排除原則の上限を超えて三重テレビ株式を保有していたため、制限をクリアするために譲渡したものと思われる。
交通機関
- 名古屋市営地下鉄名城線・ゆとりーとライン ナゴヤドーム前矢田駅 徒歩5分 同駅1番出入口から雨に濡れる事無くドームまで来ることが出来る。
- 当初最寄駅の名前は「ナゴヤドーム矢田駅」の予定であったが「ナゴヤドームヤダ(嫌だ)」の響きが好ましくないので「ナゴヤドーム前矢田駅」になったといわれている。普通に歩けば5分で着くがプロ野球の試合や大物アーティストの公演終了直後など混雑がひどい場合は15分以上かかることもある。
- JR東海中央本線・名古屋市営地下鉄名城線・名鉄瀬戸線・ゆとりーとライン 大曽根駅 徒歩15分
- 名鉄瀬戸線・矢田駅 徒歩15分(ただし、同駅が住宅街の中にあるため同線での来場者には大曽根駅使用を推奨している)
- 名古屋市営バス 吹上11・千種13・東巡回系統 矢田南三丁目・矢田南四丁目(南方面のみ) 徒歩5分
- 名古屋市営バス・名鉄バス基幹バス2号新出来町線 萱場 徒歩7分
- ナゴヤドーム内に駐車場あり。料金はイベントにより異なる。イベントの規模によっては駐車場出口あるいは周辺道路が混雑する。
- 自転車、バイク用の駐輪場はイベント時も無料で使用可能。
脚注
- ^ 出典・夕刊フジ2009年8月15日付
- ^ 中日スポーツ:岩瀬250セーブ「うれしいです!!」:ドラニュース(CHUNICHI Web)
- ^ 試食会の様子
- ^ [1]「BIGLOBE STARS2006‐2007。2006年のファンサービス」より
- ^ Xリーグのチームは関東もしくは関西のチームがほとんどであり、2009年から分離したものの東海学生リーグは長らく関西学生リーグの2部相当であった。
関連項目
- 日本の野球場一覧
- イオンナゴヤドーム前ショッピングセンター
- 稲沢操車場 - 建設候補地の一つ。
- ノリタケカンパニーリミテド - 1970年代後半にナゴヤ球場に代わる野球場としてノリタケドームの建設を計画。名古屋市西区則武新町に日本初の本格的ドーム球場を建設する計画であったが、1980年代前半に中止となった[2]。
外部リンク
- NAGOYADOME WEB
| 前本拠地: ナゴヤ球場 1949 - 1996 |
中日ドラゴンズの本拠地 1997 - 現在 |
次本拠地: n/a - |
| 先代: - |
K-1 PREMIUM Dynamite!!会場 2003年 |
次代: 大阪ドーム 2004年-2007年 |
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