日産スタジアムと座席表

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日産スタジアムまでのアクセス

JR

新横浜より徒歩約13分
小机より徒歩約7分

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日産スタジアム 座席表

日産スタジアムの座席表



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日産スタジアムとは

横浜国際総合競技場
"日産スタジアム"
Yokohamakokusai20041208.jpg
施設情報
所在地 日本の旗横浜市港北区
位置 北緯35.510044度分秒
東経139.606247度分秒
起工 1994年(平成6年)
開場 1998年(平成10年)
所有者 横浜市
運用者 横浜市スポーツ振興事業団 他
グラウンド 天然芝(107m x 72m)
ピッチサイズ 105m × 68m
照明 1500ルクスから2000ルクス(ゴール前)
大型映像装置 2基
建設費 総工費約603億円
設計者 松田平田・東畑建築事務所共同企業体
建設者 竹中工務店、他7社JV
使用チーム、大会
横浜F・マリノス(Jリーグ メイン本拠地)
横浜FC(Jリーグ 準本拠地)
収容能力
72,327人
アクセス
新横浜駅・小机駅・北新横浜駅
亀の甲橋付近より横浜国際総合競技場(日産スタジアム)全景。
横浜国際総合競技場(日産スタジアム)全景。手前は新横浜公園。

横浜国際総合競技場(よこはまこくさいそうごうきょうぎじょう)は、神奈川県横浜市港北区の新横浜公園内にある陸上競技場。日産自動車が命名権(ネーミングライツ)を取得しており、2005年(平成17年)3月1日より呼称を日産スタジアム(にっさんスタジアム)としている。

球技場としても使用される。Jリーグ・横浜F・マリノスがホームスタジアムとして、横浜FCがホームスタジアムのひとつとして使用している。施設は横浜市が所有し、横浜市スポーツ振興事業団、横浜マリノス株式会社、管理JV(ハリマビステム、東京ビジネスサービス、シンテイ警備、西田装美、協栄ビルメンテナンス)共同事業体が指定管理者として運営管理を行っている。

2002年(平成14年)に開かれた日韓共催のFIFAワールドカップでは、決勝戦の舞台となった。また、同大会で日本代表がロシア代表を1-0で破り、悲願のW杯初勝利をあげた場所でもある。

最寄り駅は、横浜線の新横浜駅、小机駅もしくは市営地下鉄ブルーラインの北新横浜駅(後述)。

目次

  • 1 概要
  • 2 沿革
    • 2.1 開場まで
    • 2.2 開場からW杯まで
    • 2.3 W杯以降
  • 3 施設
    • 3.1 競技場内
    • 3.2 スタンド・付属施設
    • 3.3 競技場周辺
  • 4 命名権問題
  • 5 トピックス
  • 6 大会・競技会・記録会・公演など
    • 6.1 通年開催
    • 6.2 過去の開催実績
    • 6.3 公演・イベント実績
  • 7 アクセス
    • 7.1 鉄道利用
    • 7.2 バス利用
    • 7.3 自動車利用
    • 7.4 自転車・二輪車利用
  • 8 備考
  • 9 外部リンク

概要

約4年の工期を経て、1998年(平成10年)に完成。日本最大規模の72,327席の観客収容能力を誇る屋外多目的競技場であり、2002 FIFAワールドカップでは決勝の舞台となった。

コンサートでの使用も可能であるが、会場の規模から利用するアーティストは年に1組程度である。

沿革

開場まで

  • 1980年 - 建設省(現国土交通省)が横浜市港北区内の鶴見川流域に多目的遊水池の整備を決定
  • 1990年 - 横浜市が多目的遊水池上に1998年秋季国民体育大会(国体)のメインスタジアムを含む総合運動公園の整備を決定
  • 1992年1月 - 用地買収に着手
  • 1993年1月 - 2002 FIFAワールドカップ(以後2002年W杯)の日本国内開催候補地に決定
  • 1994年1月 - メインスタジアムが着工
  • 1996年10月 - 横浜市が2008年夏季オリンピック開催都市への立候補を表明(横浜オリンピック構想)
  • 1996年12月 - 2002年W杯の開催地に決定
  • 1997年3月 - 「横浜国際総合競技場」の名称が決定
  • 1997年4月 - スタジアムの運営を横浜市スポーツ振興事業団へ委託
  • 1997年8月13日 - JOCでの国内選考決選投票で大阪市(大阪オリンピック)に敗れ、オリンピック開催を断念
  • 1997年10月 - スタジアムが竣工

開場からW杯まで

  • 1998年
    • 3月1日 - 開場。杮落としは、サッカー国際大会の第4回ダイナスティカップ、日本-韓国戦(同日に中国-香港リーグ選抜戦も開催)
    • 3月21日 - Jリーグでの初使用として、「横浜ダービーマッチ」の横浜マリノス-横浜フリューゲルス戦が行われた。
      ※この年のJリーグは「かながわ・ゆめ国体」、「身障者スポーツ大会・かながわゆめ大会」を10月に控えているため、Jリーグの試合も制限され三ツ沢公園球技場とほぼ折半する形で日程を消化
    • 6月 - 小机競技場(補助競技場)が竣工
    • 9月15日 - Jリーグの横浜フリューゲルス-横浜マリノス戦を開催。
    • 10月24日 - 「かながわ・ゆめ国体」(第53回国民体育大会秋季大会)の開会式を開催(25日~29日には陸上競技会が、29日には総合閉会式を開催)
    • 11月7日・8日 - 第34回全国身体障害者スポーツ大会「かながわ・ゆめ大会」を開催
  • 1999年
    • この年、マリノス主催の横浜での試合(リーグ戦・ナビスコ杯)は全て当競技場で開催
    • 4月25日 - 横浜FCの公式戦初試合(JFL、ジヤトコFC戦)を開催
    • 8月6日 - 2002年W杯の決勝戦開催地に決定(埼玉スタジアム2002との誘致合戦に勝利)
    • 8月28日・29日 - B'zが「B'z LIVE-GYM '99 "Brotherhood"」の横浜公演を開催。当会場における初の音楽イベント開催となった。
    • 9月15日 - 矢沢永吉が、50歳バースデー・ライブ「TONIGHT THE NIGHT!」を開催(音楽イベントの利用は、ワールドカップの後に再開)。
  • 2000年
    • 5月から8月 - ワールドカップ日韓大会に備えた芝生の張替え・生育を行うため一旦使用中止。この期間中のマリノス主催ゲームは三ツ沢公園球技場を使用した。
    • 9月 - スーパー陸上を開催(以後毎年開催)
    • 12月2日 - Jリーグ 2000チャンピオンシップ第1戦 横浜F・マリノス-鹿島アントラーズ戦を開催
  • 2001年
    • 1月 - 大阪市が誘致していた2008年オリンピックのサッカー会場として協力することを公表
    • 6月 - FIFAコンフェデレーションズカップの準決勝と決勝を開催
    • 12月 - Jリーグより「J1ベストピッチ賞」が授与され、当時の西田善夫場長が表彰を受ける
  • 2002年
2002年6月9日 日本vsロシア
    • 6月9日 - 2002年W杯のグループリーグ、日本-ロシア戦を開催し、日本がワールドカップ本大会で初勝利を挙げる
    • 6月11日 - 同大会グループリーグのアイルランド-サウジアラビア戦を開催
    • 6月13日 - 同大会グループリーグのクロアチア-エクアドル戦を開催
    • 6月30日 - 同大会決勝のドイツ-ブラジル戦を開催し、ロナウドの2ゴールでブラジルが5度目の優勝を飾る

W杯以降

  • 2002年
    • 7月21日 - W杯終了後初のJリーグ公式戦を開催(1stステージ第9節、横浜F・マリノス 2-1 東京ヴェルディ1969)。F・マリノスからイタリアのセリエAに所属するレッジーナへの移籍が決まった中村俊輔にとって、移籍前最後の試合となった。
    • 8月24日 - 知的障害者サッカー大会のINAS-FID世界選手権の決勝を開催。
    • 8月30日・31日 - B'zが「B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜‎GO★FIGHT★WIN〜‎"」の横浜公演を開催。W杯後の音楽利用再開第1号となった。
    • 12月 - トヨタ ヨーロッパ/サウスアメリカ カップ(トヨタカップ)を初開催(第23回、レアル・マドリード(スペイン)-オリンピア・アスンシオン(パラグアイ)、以後2004年まで毎年開催)。レアル・マドリード所属のロナウドは1年に2度、同スタジアムで世界大会の優勝を果たす。
  • 2003年
    • 4月24日 - W杯記念施設を整備し、スタジアム・ツアーを開始。
    • 8月23・24日 SMAPが「'03 "MIJ Tour"」の横浜公演を開催。
    • 8月30・31日 サザンオールスターズが「SUMMER LIVE 2003 『流石(SASが)だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! 〜カーニバル出るバニーか!?〜』」の横浜公演を開催。
    • 11月29日 - 横浜F・マリノスがジュビロ磐田を下し、2003年のJリーグ完全優勝を達成。
    • 12月 - 第1回東アジアサッカー選手権を開催。
  • 2004年
    • 5月5日 - 新横浜公園スケボー広場を開設。
    • 7月24日・25日 - 都市型音楽フェスティバル「THE ROCK ODYSSEY 2004」の横浜公演を開催。
    • 8月22日 - しんよこフットボールパークを開設。
    • 9月11日・12日 - Mr.Childrenが「Mr.Children Tour 2004 "シフクノオト"」の横浜公演を開催。
    • 10月7日 - 横浜市と日産自動車が命名権売買の契約成立を発表。
    • 10月9日 - 台風22号による鶴見川の増水に対し、多目的遊水池の機能を初めて発動(2003年に整備完了)。
    • 12月5日 - Jリーグ 2004チャンピオンシップ第1戦 横浜F・マリノス-浦和レッズ戦を開催。1-0で横浜が勝利。観客数6万4899人は、現在まで1試合でのJリーグ史上最多記録。
  • 2005年
    • 2月26日 - Jリーグ ゼロックス・スーパーカップ 横浜F・マリノス-東京ヴェルディ1969戦を開催。
    • 3月1日 - 日産自動車との命名権契約開始に伴い、「日産スタジアム」に改称(2010年2月28日まで)。また、併設施設である小机競技場およびスポーツコミュニティプラザもそれぞれ、日産フィールド小机、日産ウォーターパークに改称。
    • 6月12日 - プレシーズンマッチとして横浜F・マリノス-FCバルセロナ(スペイン)戦を開催。7月30日には同カードを再び開催。
    • 7月23・24日 - ゆずが「YUZU STADIUM 2005 GO HOME」を開催。
    • 8月17日 - 2006 FIFAワールドカップ アジア最終予選 日本-イラン戦を開催(FIFAの規定により命名権は使用できず、元の名称「横浜国際総合競技場」として使用)。
    • 11月18日 - 2011 ラグビーワールドカップの開催国がニュージーランドに決定。日本ラグビー協会は同大会の誘致活動を勧め、成功した場合は同年7月の決勝戦が同スタジアムで開催される予定だった[1]。
    • 12月18日 - サッカーの第2回FIFAクラブ世界選手権であるFIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005の決勝戦を開催。FIFAの規定により、この大会でも元の「横浜国際総合競技場」として使用され、以後は同名称での決勝・3位決定戦開催が2008年まで毎年継続。
  • 2006年
    • 2月26日 - 横浜ダービーマッチとしては8年ぶり、両クラブのトップチームの対戦としては初となる横浜F・マリノス-横浜FC戦がプレシーズンマッチとして開催。
    • 4月21日 - 伊豆半島東方沖を震源とする地震で、西ゲート前広場などでのモルタル片・コンクリート片の落下、天井の亀裂などが確認。港北区では震度3を記録していた。
    • 6月30日 - 東京都庁を中心とした2016年夏季オリンピックの東京招致本部(2016年東京オリンピック構想)、JOCに開催概要計画書を提出。サッカー競技の会場として同スタジアム(横浜国際競技場名義)を含める。
  • 2007年
    • 1月4日 - スタジアムや横浜市スポーツ医科学センターの施設を利用して陸上競技選手の育成や普及活動を行う「日産スタジアム・アスレティックスアカデミー」を開校(代表は高野進)。
    • 4月14日 - 横浜FCがJ1昇格後、初の公式戦開催(第6節、横浜FC 0-1 鹿島アントラーズ)。
    • 8月11日 - 同スタジアムでは9年ぶりに、Jリーグでの横浜ダービーマッチが開催(第19節、横浜F・マリノス 8-1 横浜FC)。
    • 9月8・9日 - Mr.Childrenが「Mr.Children HOME TOUR 2007 -in the field-」の横浜公演を開催。
    • 12月1日 - J1最終節(第34節)、最下位(18位)の横浜FCが首位の浦和レッズを1-0で下す。翌シーズンのJ2降格が決まっていた横浜FCはJ1で21試合ぶりの勝利、敗れた浦和はJ1リーグ優勝を逃す。
    • 12月13日 - FIFAクラブワールドカップ2007の準決勝、同スタジアムでの試合に日本のクラブで初めて浦和レッズが出場。ACミランと対戦し、1-0でACミランが勝利。
    • 12月16日 - FIFAクラブワールドカップの3位決定戦、浦和対エトワール・サヘルは前後半2-2ののちPK戦4-2で浦和が勝利、また同日の決勝戦、ACミラン対ボカ・ジュニアーズは4-2でACミランが勝利。
  • 2008年
    • 3月8日 - Jリーグ開幕(横浜F・マリノス-浦和レッズ戦)に合わせ、スタジアム内の飲食店舗を大幅に交代し、観客からの不評の返上に乗り出す(25ヶ所中14ヶ所)[2]。
    • 4月12日 - 「日産スタジアムデー」として、開場10周年の記念イベントを開催(横浜F・マリノス-柏レイソル戦に合わせて実施)。同年には、これ以外にも10周年記念企画を実施。
    • 6月2日 - 2010 FIFAワールドカップ(W杯南アフリカ大会)のアジア3次予選、日本-オマーン戦を開催。同大会の予選開催は、この試合が最初。
    • 6月7日 - サッカーのチャリティーマッチ「TAKE ACTION! 2008 +1 FOOTBALL MATCH」が開催。提唱者の中田英寿は2006年の現役引退以来、初めて日本での有料試合でプレーを行う。
    • 8月16日・17日・23日・24日 - サザンオールスターズが「『真夏の大感謝祭』 30周年記念LIVE」を開催。開場以来最多の4公演で、休止前最後のサザンのコンサートとなった。
    • 9月20・21日 - B'zが「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」の横浜公演を開催(当スタジアムでのLIVE-GYM自体は6年ぶりだが、Pleasureシリーズでは初開催)。
    • 10月10日 - 2008年に横浜オリンピックが実現していた場合の開会式実施日(1996年の記事を参照、閉会式は10月25日)。
    • 12月21日 - FIFAクラブワールドカップ2008の3位決定戦と決勝戦を開催。2005年以来の同大会決勝開催がこれで途絶える(同大会自体は2011年と2012年に日本で再び開催)。
  • 2009年
    • 2月11日 - 2010 FIFAワールドカップ アジア最終予選・日本-オーストラリア戦を開催(FIFAの規定により、元の名称「横浜国際総合競技場」を使用)。
    • 6月10日 - 2010 FIFAワールドカップ アジア最終予選・日本-カタール戦を開催。
    • 7月28日 - 2019 ラグビーワールドカップの日本開催が決定(同年9月6日開幕、10月20日決勝予定)。大会招致活動で提出した資料の中に、日産スタジアムが開催地の一つとして記載される。
    • 8月15日・16日 - GLAYがデビュー15周年記念ライブ「15th Anniversary Special Live 2009 THE GREAT VACATION in NISSAN STADIUM」を開催。
  • 2010年
    • 3月1日 - 横浜市と日産自動車が新たな命名権契約を締結し、「日産スタジアム」「日産フィールド小机」「日産ウォーターパーク」の名称使用が継続(2013年2月28日まで)。
    • 3月13日 - 2010年J1・第2節を開催(横浜F・マリノス 3-0 湘南ベルマーレ)。日産スタジアムでは同年初のJリーグ開催で、かつ横浜F・マリノスへ入団した中村俊輔にとって8シーズンぶりのJリーグ公式戦となった。
    • 8月5日・6日・9月11日・12日 - EXILEが「EXILE LIVE TOUR 2010 "FANTASY"」の横浜公演を開催予定。
    • 8月14日・15日 - X JAPANが単独では初の野外ライブ「X JAPAN WORLD TOUR Live in YOKOHAMA 超強行突破 七転八起~世界に向かって~」を開催予定。

施設

横浜国際総合競技場は主要な大会を行うメインスタジアムとして陸上トラックやフィールドなどが整備され、スタンドの内部や下部にも施設が整備されている。補助競技場などの付属施設も持っている。また、鶴見川の多目的遊水池機能を損ねないような設計がなされている。

競技場内

場内ピッチ
  • 陸上トラックは9レーンの1周400m、直線100mのコースがあり、日本陸連公認の第1種競技場の資格を持っている。全天候型のトラックはウレタン舗装がなされ、記録が出やすいように配慮されている。なお、サッカーの試合では人工芝によって隠される場合がある(日本代表の国際Aマッチ、トヨタカップなど)。
  • フィールド部分は常緑の芝が整備され、ヒーティングシステムなどで凍結などを防いでいる。この部分では国際的に高い評価を得ている。
  • 観客の乱入を防ぐため、トラックの外周には堀が作られ、スタンドと隔離されている。また、スタンドの最前列には樹脂ボードの壁があり、観客の転落を防いでいる。

スタンド・付属施設

場内スタンド
スタンド
  • 全層二層式で、座席数は72,327席となっている。立ち見席はなく、すべての席に椅子が用意されている。
  • バックスタンドには水色地に赤色で文字が入っているが、開設当初は2階席のみに「YOKOHAMA」の文字が入っていたが、命名権取得による名称変更で2階席は「NISSAN」、1階席は「STADIUM」の文字が入った。
  • 低層スタンドの中央通路部分には車いす用の観戦スペースが用意され、バリアフリー対策もなされている。
  • 両サイドの高層スタンド上部には大型スクリーンが各1基設置され、ほとんどの客席から映像が確認できる。メインスタンド及びバックスタンドの低層後部は、大型スクリーンが二階席の陰になるが、頭上にモニターを設置してあるので、映像は確認できる。また、大型スピーカーによる音響設備も準備されている。
  • スタジアム全周を屋根が覆い、低層スタンドの奥と高層スタンドの大部分をカバーする。低層スタンド前部を除き、雨でも濡れない配慮をしているが、こけら落としの日韓戦では荒天になり、スタンドに吹き込んだ風によって多くの観客が強い風とみぞれにさらされた。
  • スタンド内には売店やトイレなどが多く設置され、観客サービスの充実が図られている。
  • 公衆無線LANは使えない。
  • サッカーの試合の開催時、メインスタンドの前の方の席はピッチの一部がベンチの死角になってしまう。
スタンド下
  • 鶴見川の増水時には、スタジアム地下に準備された調整池に水を落とし込んで下流部の洪水を防止する。そのため、すべてのスタジアム施設は地平から高く上がった人工基盤上に作られている。
  • バック低層スタンドの下にはスポーツ医科学センターが開設され、リハビリ医療機能を持つメディカルゾーンの他、器械体操やフィットネス施設、プールなどが設置されている。
  • 同じ場所には市民のレクリエーション施設としてスポーツコミュニティプラザも開設され、レジャープールやクアハウス機能が整備されている。

競技場周辺

北東側の上空から見た競技場とその周辺。画面中央、白銀色の屋根がかかっている施設が横浜国際総合競技場。その右側にある茶色のトラックの施設が小机競技場。左上に新横浜駅周辺のビル群があり、競技場との間には鳥山川が流れる。右端中央部に小机駅。下端には鶴見川(右側が上流)とその河川敷。
  • 付属競技場として小机競技場(日産フィールド小机)が整備され、400mトラックやフィールドなどの施設がある。日本陸上競技連盟から第3種競技場として公認されている。横浜国際総合競技場での大規模な大会のサブトラックとしての利用に加え、単独でもサッカー(高校生年代のプリンスリーグなど)やラグビーなどの無料試合で使用されている。
  • 2004年にはスケートボード用の「新横浜公園スケボー広場」や人工芝コートの「しんよこフットボールパーク」も開場している。しんよこフットボールパークはJリーグや大規模イベント開催の際の駐車場を兼用している。
  • 北側を流れる鶴見川の増水時には、西側(上流側)の越水堤から水が流れ込む。
  • スタジアムの東側には、横浜市が総合保健医療センター、総合リハビリセンター、障害者スポーツ文化センター(横浜ラポール)を整備し、横浜労災病院とあわせてスタジアムの医療保健機能と連携している。

命名権問題

横浜市は2003年以来、総合競技場をはじめとする新横浜公園内各施設について命名権のスポンサー企業を募集していた。2004年10月7日、市は日産自動車と5年間総額23億5,000万円の条件で契約に合意し、公園内にある3施設の呼称を変更することが決まった。翌2005年3月1日から、総合競技場を「日産スタジアム」、隣接する補助競技場の小机競技場を「日産フィールド小机」、プール施設のスポーツコミュニティプラザを「日産ウォーターパーク」に、それぞれ呼称を変更した。市はこの命名権売却により、年間4~5億円にのぼる維持費の赤字解消を試みた。一方、日産は本社機能を2010年までに横浜市中心部のみなとみらい地区へ移転するため、命名権の取得によって、総合競技場をホームとする横浜F・マリノスとの相乗効果による地域密着のアピールを狙った。

通常、これら3施設については命名権により付与された呼称が使用されるが、国際大会など大会・興行のスポンサー以外の企業名称が使用できない場合は、正式名称である「横浜国際総合競技場」を使用する。一例として、この横浜国際では2002年以降、トヨタ自動車がスポンサーとなっているトヨタカップが開催されていたが、前述の通り呼称を「日産スタジアム」としたことで、FIFAの「企業名が入った競技場ではFIFA公式戦を開催することができない」という規定に抵触するため、2005年秋にトヨタカップを改組して行われることになったFIFA世界クラブ選手権(現FIFAクラブワールドカップ)を開催する場合、この規定をクリアする必要が生じた。これに対応するため、市及び主催者は選手権期間中については呼称に正式名称を使用することとした上で、スタジアム内に掲出されている日産のロゴを覆い隠すなどの措置を執った(この措置は「クリーンスタジアム」と呼ばれる。トヨタと日産というライバル企業同士の絡みと認識されがちであるが、仮に別の会社がスポンサーであっても同様の措置がとられる)。これにより、同年の選手権は豊田スタジアム、国立霞ヶ丘陸上競技場、そしてこの横浜国際の3会場を使用することが決定。横浜では3位決定戦ならびに決勝戦が行われた。この他、FIFAワールドカップアジア最終予選のホームゲームも同様に「横浜国際総合競技場」の名義を使用した。このような措置は、同じく命名権により呼称を「九州石油ドーム」(現在は「大分銀行ドーム」)とした大分スポーツ公園総合競技場でも行われた[1]

2009年8月、日産自動車は2010年3月以降の新規契約進捗状況について「厳しい経営環境により、現在の契約金額では(契約を)更新できない」と発表した。市は同年9月から命名権のスポンサーを募ったが〆切りまでに応募した団体・企業がなかった為、同年10月下旬より契約希望額を9月時に提示していた半額である(年間)1億5千万円に引き下げて再公募を行った結果、11月25日に日産自動車が再公募に参加したことを明らかにした。他に参加した企業はなく、日産自動車の命名権が更新される見通しとなった。従来の契約の終了日の翌日に当たる2010年3月1日、横浜市と日産自動車は年額1億5000万円の3年契約を新たに交わし、「日産フィールド小机」「日産ウォーターパーク」とともに「日産スタジアム」の名称が継続される事になった[2]

トピックス

  • 日本最大の陸上競技場であり、竣工から10年しか経ていない施設であることから、同スタジアムの40年前(1958年)に開場した国立霞ヶ丘競技場と比較すると運営設備や取材施設の環境が整っているため、プレーヤーや関係者などからは好評を得ている。
  • ただし、観客席が7万席を超えるスタジアムであるため、サッカーの国際大会を除けば満員になることはほとんどない。Jリーグの試合では、アウェイ側のアッパースタンドとバック側のアッパースタンドの半分以上は基本的に閉鎖となる。ただし、浦和レッズを迎えた場合など、多くの観客動員が見込める場合は全席もしくは閉鎖部分の一部が開放される。
  • サッカー専用スタジアムの埼玉スタジアム2002に対し、陸上競技場というこの競技場の構造に対しては臨場感などの点で批判があり、特に低層スタンドでは傾斜が緩かったり、ピッチがベンチの死角になって見えにくいというサッカーファンからの批判が絶えない。また、トラックのためにスタンドとピッチの距離が離れている部分もあり、2006 FIFAワールドカップの1次予選では日本国内で行われる(ホーム)3試合は、いずれも埼玉スタジアム開催となった。これは、当時の日本代表監督ジーコの意向とも言われている。
  • 一方、同スタジアムはオリンピック開催を前提に作られた事情もあり、全ての観客席から陸上トラックの全周が展望出来る点で、サッカーなどのフィールド競技よりも陸上競技の観戦に適したスタジアムである。ただし、現在の日本で陸上競技大会に集まる観客数と比較するとあまりにも巨大で、国際大会でもスタンドの多くが空席となる。使用料の問題もあり、必ずしも利用頻度は高くない。
  • 総工費が札幌ドーム並みの約600億円であるため、Jリーグや陸上などのスポーツ大会だけでは、維持費も捻出出来ない。そこで、芝への影響を考慮して、ワールドカップまで控えていたコンサート開催の再開、スタジアムツアーやウェディングの開催などで、収益の向上や市民への認知を進めている。
  • 観戦客からは供食設備への不満も強く、以前は鰻丼で用いられるウナギの蒲焼きのタレのみを白米にかけた「うなタレ丼」がやり玉に挙げられる事もあった。この不満の解消に向け、場内売店の入れ換えやF・マリノス主催試合開催時での場外フードコート設置が進められている。
  • 1999年7月30日、J2第19節で、川崎フロンターレがホームで試合を行ったことがある。対戦相手は、大宮アルディージャ。2-1で川崎フロンターレが勝利を収めている。この試合が横浜市外に本拠地があるチームが主催したJリーグ公式戦開催の唯一例である。
  • 2004年の台風22号では、調整池の機能が発動された。鶴見川から150万m³を貯水し、同川下流域の水位を1.5m下げて洪水防止に効果を発揮した。この時、横浜国際総合競技場の地下駐車場、小机競技場、しんよこフットボールパークなどが水没した。
  • 2006年4月からの4年間、日産スタジアムを含む新横浜公園は、横浜市より指定管理者として、横浜市スポーツ振興事業団・横浜マリノス株式会社・管理JV(ハリマビステム・東京ビジネスサービス・シンテイ警備・西田装美・協栄ビルメンテナンス)共同事業体が指定され管理運営をしている。
  • SEGAのサッカーゲーム「WORLD CLUB CHAMPION FOOTBALL」で、日産スタジアムが登場している。

大会・競技会・記録会・公演など

通年開催

  • ジュニアオリンピック陸上競技大会(10月下旬)
  • チビリンピック(5月5日)
  • 横浜市立小学校体育大会(10月中旬~11月上旬の4日)
  • 桐蔭学園体育祭(10月下旬または11月上旬)
  • 日産スタジアムサイクルパークフェスティバル feat.BikeNavi(10月上旬)

過去の開催実績

  • 第53回国民体育大会(かながわ・ゆめ国体)
  • ダイナスティカップ(1998年)
  • FIFAコンフェデレーションズカップ2001(決勝・準決勝)
  • 2002 FIFAワールドカップ(決勝など)
  • インターコンチネンタルカップ(2002年~2004年)
  • 東アジアサッカー選手権(2003年)
  • FIFAクラブ世界選手権2005(決勝など)
  • FIFAクラブワールドカップ(2006年~2008年)
  • スーパー陸上(2000年~2007年)

公演・イベント実績

競技場をコンサート会場として使用する場合、要する面積の差から、アリーナ席を設ける。既存席に臨時のアリーナ席を足した収容人数が既設会場では国内最大の7万5000人規模となるため、アーティストに非常に高い人気を求められる。 横浜国際総合競技場でコンサートを開催したアーティストは、以下の通りである。

  • B'z(1999年、2002年、2008年)
  • 矢沢永吉(1999年)
  • SMAP(2003年、2005年)
  • サザンオールスターズ(2003年、2008年)
  • THE ROCK ODYSSEY(2004年・ロック・フェスティバル)
  • Mr.Children(2004年、2007年)
  • ゆず(2005年)
  • GLAY(2009年)
  • EXILE(2010年)
  • X JAPAN(2010年)

アクセス

複数の鉄道駅から徒歩圏内にあるうえ、東急東横線や田園都市線の駅からもバスでアクセスできるので、交通の便は非常に良いといえる。2002年W杯の決勝戦誘致においては、仮に6万人以上がスタジアムに集まったとしても、利用路線が多いためにイベント終了後の観衆が分散して比較的スムーズな帰宅輸送ができるとの見込みが大いに評価され、浦和美園駅から埼玉高速鉄道を利用する以外はバス輸送を介する必要がある埼玉スタジアムとの競争で勝利を収める原因の一つとなった。

主要な最寄り駅は新横浜駅と小机駅の2つとなる。新横浜駅はスタジアムから約1kmと徒歩圏内にあり、3路線(下記参照)が集中するターミナル機能を備え、かつ東海道新幹線の全列車が停車する横浜市の玄関口でもあるため、遠方からの観戦者にとっても便利な駅で、利用者が多い。ただし、同駅周辺にはビジネス街が形成され、横浜アリーナなど他の大規模集客施設もあるため、スタジアムとアリーナで大規模イベントが重複する日などでは1面2線しかないJR横浜線ホームやその改札口を中心に混雑が激化し、利用者からの不満が寄せられている。これに対し、2008年2月には北口(新幹線口)に駅ビルとなるキュービックプラザ新横浜が開業し、駅のコンコースと直結して環状2号線にかかる巨大な歩道橋が整備される[3]など、混雑の改善策が採られている。新横浜駅周辺には新横浜プリンスホテルなどの宿泊施設も複数存在し、日本国外からの利用者にとっても便利な場所となっている。

一方、スタジアムからの距離では小机駅が約600mと最も近く、特にサッカーではホームチームのサポーターが集まる北サイドスタンド、及びメインスタンドの入口になる西ゲートではより近くなる。また、小机競技場では明らかに小机駅の方が近いが、新横浜駅と比較すると小机駅は小さく、快速列車は通過し、駅周辺の商業施設も乏しい。東海道新幹線や市営地下鉄の利用客にとっては新横浜駅での乗換という手間もかかるため[4]、小机駅を利用する観戦客の比率は低い。混雑緩和策の一環として、横浜市やJR東日本では小机駅の利用を呼びかけている。

鉄道利用

  • 新横浜駅 - JR東海道新幹線、JR横浜線、市営地下鉄ブルーラインの駅。横浜国際総合競技場までは約1km、徒歩15分前後とやや距離がある。なお、この駅から羽田空港へ向かう直行バス路線もある。スタジアムへのメインルートとして位置付けられ、鳥山川を渡った地点からメイン・バック両スタンドへ上がる専用歩道などが整備されている。
  • 小机駅 - JR横浜線の駅。約600m、徒歩7分と最も近い。スタジアムの南側を通る道路をスロープ付きの歩道橋で超える。北サイドスタンド(ホーム側)や日産フィールド小机(小机競技場)に近く、JR側も日産スタジアム最寄り駅と位置づけている。小机駅には「日産スタジアム下車駅」と大きな看板がある。
  • 北新横浜駅 - 市営地下鉄ブルーラインの駅。徒歩で約15分程かかる。鶴見川を渡り、スタジアムが満員時でも比較的空いているルート。
  • 菊名駅 - JR横浜線、東急東横線の駅。ごく稀にアクセス駅として案内される。しかし、直線距離で2km以上、徒歩なら20分以上と遠いため、徒歩でのアクセスに利用する者はほとんどいない。東急東横線利用者は、新横浜駅や小机駅からJR横浜線を利用して菊名駅で東急東横線に乗り換える、あるいは綱島駅まで路線バス(下記参照)を利用する場合が大半となる。

バス利用

  • いずれも「日産スタジアム前」バス停で下車。
    • 綱島駅・新羽駅から東急バス綱72系統に乗車。
    • 仲町台駅から横浜市営バス300系統に乗車。
    • 溝の口駅から東急バスの直行バス新横浜駅行きに乗車。
      • 第三京浜道路を京浜川崎インターチェンジ-港北インターチェンジ間を経由するが、特にスタジアムでの試合後は港北インターチェンジの混雑が激しいため、都筑インターチェンジへの迂回運行がしばしば行われ、遅延を伴う。

上記のように、FIFA主催の国際大会などでは「日産スタジアム」の名称は使われず「横浜国際総合競技場」として利用されるが、バス停の名称は「日産スタジアム」のままのため、公式プログラムなどではバスによるアクセスの案内はなされない。バス自体は通常のイベント開催時と同様に運行され、臨時便も増発される。

また、イベントによっては横浜駅との間を結ぶ臨時バスが運行されることがある。

自動車利用

競技場の下層部に駐車場が設けられている。また、競技場付近にコインパーキングも多くある。

  • 第三京浜道路(国道466号)港北インターチェンジ - 約1.5km、溝の口駅からの直行バスが経由。
  • 首都高速神奈川1号横羽線 東神奈川出入口 - 約6km。
  • 東名高速道路 横浜青葉インターチェンジ - 約10km。
  • 横浜環状2号 - 約400m。
  • 神奈川県道13号横浜生田線 - スタジアムを迂回する形で走る。スタジアム南側、JR横浜線と交差する新羽踏切の先で横浜上麻生線に合流。
  • 神奈川県道12号横浜上麻生線 - スタジアムから見てJR横浜線の南側を走る。
  • 横浜市道新横浜元石川線 - 新横浜駅北口の駅前大通り、スタジアムの北側を走る。
  • 宮内新横浜線

F・マリノスの主催試合の場合は各試合ごとに「駐車券」を販売し、その所持者のみにスタジアム内の駐車場利用を認めている。また、車いす利用者席とSSS席(最高額席)の年間席購入者には別途スタジアム駐車券を配布している。サッカー日本代表戦などでは、車いす利用者かプレミアムシート(高額席)の購入者のみにスタジアム内の駐車場利用を認めている。

自転車・二輪車利用

スタジアムの管理駐車場横など、周辺5カ所に駐輪場が設けられている。日本代表戦などの大規模試合時でも各駐輪場の利用規制はされていない。

備考

  1. ^ 日本国外でも同様の処置がとられている(例:ドイツW杯ではアリアンツ・アレーナを「FIFA WM-シュタディオン・ミュンヒェン」(FIFAワールドカップ・ミュンヘンスタジアム)として使用)。
  2. ^ MSN産経ニュース 2010年3月1日付記事
  3. ^ これにより、スタジアムやアリーナの観客、およびビジネス街の利用者は、6車線道路である環状2号線の横断歩道での信号待ちが不要となり、混雑が軽減された。
  4. ^ ただし、菊名駅で東急東横線へ乗り換える乗客を含む東神奈川駅(直通運転の横浜駅・桜木町駅方面を含む)方面の乗客には、新横浜駅より小机駅を利用する場合の不利は少なく、八王子駅方面の乗客にとっては小机駅の方が近くなる。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
  • 横浜国際総合競技場
  • 国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所
  • 日産自動車
先代:
長居スタジアム
(大阪市)
国民体育大会
主競技場

かながわ・ゆめ国体
次代:
K.K.WING
(熊本市)
先代:
エスタディオ・アステカ
(メキシコシティ)
FIFAコンフェデレーションズカップ
決勝戦会場

FIFAコンフェデレーションズカップ2001
次代:
スタッド・ド・フランス
(サン=ドニ)
先代:
エスタジオ・ド・マラカナン
(リオデジャネイロ)
FIFAクラブワールドカップ
決勝戦会場

2005・2006・2007・2008
次代:
シェイク・ザイード・スタジアム
(アブダビ)
先代:
シェイク・ザイード・スタジアム
(アブダビ)
FIFAクラブワールドカップ
会場

2011・2012
次代:
未定
先代:
トゥイッケナム・スタジアム
(ロンドン)
ラグビーワールドカップ
決勝戦会場

2019
次代:
未定
(未定)


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